フェアトレードについて

【フェアトレードとは?】

「公正貿易」「フェアトレード」は、自由貿易による世界の政治経済や、流通システムの歪みで貧困に追いやられている途上国の底辺で働く人達が、自ら貧困から抜け出せるように地域の人々を支えながら、生産地の人々と消費地の人々が対等なパートナーシップの関係で、行う貿易になります。
生産地の人々の生活を支えるために、より多くの金額が生産者に渡るよう、中間マージンを排除し、また、必要な代金の前払いを行ったりしながら、買い叩くことなく、作業に見合った公正な取引を継続的に行います。
これにより、立場の弱い人々正当な報酬を受け、誇りを持って自立していくことを助けます。

フェアトレードフェアトレード


【フェアトレードコーヒーについて】

コーヒーの実は、手で収穫されるために、大量の労働力が必要です。
そして、コーヒーの生産地は赤道周辺の熱帯地方、労働力は各国の貧困層が従事することが多く特に先住民は、支配階層になれないことが多いので、教育機会も乏しく、単純労働につかざるを得ないのです。
フェアトレードコーヒーは、5000人の生産者からなる200近い協同組合と、70以上の貿易業者、350になるコーヒー会社が、国際フェアトレードい表示機構(Fairtrade Labelling Oraganisations International FLO)の基準に沿って、生産者が適切な報酬を受け取ることを保証するやり方で事業を行っています。


【フェアトレードラベル】

各品目ごとに基準が設定され、生産者も その基準に基づいて、第三者機関としてのFLO認証会社の専門査察官によって認証され、輸入業者や販売業者も監査される体制がつくられています。
ラベル商品で私達消費者は安心、信頼してフェアトレード商品を購入すること ができます。


【コーヒーの基準】

国際市場価格に関わらず最低価格の保証・最高60%までの前払い・長期的売買関係にあります。


【環境保護】

またフェアトレードは、有機栽培や天然原料の使用を推奨し、途上国の環境保護にも役立ちます。
貧困が乱開発などを生みまますから、貧困の削減によって、そのような環境破壊を防止することもできます。



一杯のコーヒーから開発途上国の人々の自立を応援しましょう!

現在、多くの洒落たカフェがあります。カフェモカ・カフェラテ・カプチーノなど通勤途中でも立ち寄り、一杯飲んで会社へ・・・または、持ち帰って飲んだり・・・気軽にコーヒーを味わうことができます。

でも、コーヒー生産農家の取り分はコーヒーショップの一杯のコーヒーの値段の1%または、それ以下と言われています。

フェアトレード商品はコーヒーだけではなく、紅茶・チョコレート・伝統工芸品・綿・バラの花等まだまだたくさんあります。

フェアトレード商品は通常の商品に比べると若干価格が高い気がすることもあります。 これは、生産者の生活を保障される価格だからです
私達が安さ・気軽さだけで商品を選ぶ結果、困窮のため厳しい労働条件の下で働く人達がいます。

貧困のため、授業料が払えず学校に行かれない子供達・・・
飢餓による栄養失調・・・
医療サービスの悪化による治療・薬の費用負担・・・

彼らのためにできること・・・
それはフェアトレードの製品を選ぶこと・・・広めること